(これは半年まえの1月に書いたものです。直後にSkymarkが経営破綻してなんかアップしづらくなって放置していました。Skymarkはエアバス330をもう手放してしまいましたし、経営体制も変わったので下記の内容は2015年1月時点で感じたことと言うことで…)
二泊三日で佐賀県の伊万里に行ってきました。急に決まった予定&夫の仕事の都合で早目に出発できないためタイトなスケジュールだったのですが、大雪で新千歳空港で欠航遅延が相次ぎハラハラした三日間でした。色々教訓メモ。
・冬にスカイマークは危なすぎる。
スカイマークがエアバス330を導入して以来、座席が広い、料金が安い、子連れでも気楽なのでよく利用するようになったのですが、冬に利用するのはリスクが高いと思いました(正月は子供連れで新千歳―羽田を往復したけど怖いもの知らずでした 笑)。LCCは機材繰りが厳しく欠航や遅延が多くなるのは理解しているのですが、スカイマークは気持ち良いくらい新千歳をバッサリと切り捨てるのですね。雪がやんでピーチでさえ(失礼…)飛んでいるのに、スカイマークは飛ばさない。他の路線の運航を維持するために新千歳を欠航にするのかもしれませんが、一便くらい飛ばしてくれても良いじゃないか…と思いますね。荒天時の新千歳は飛ばさないという方針があるのかもしれません。
スカイマークだけが飛ばないなら、他社正規運賃払って乗れば良いじゃないかと思うのですが、荒天時はANAやJALだって欠航が出てるのでその振替分の確保で後続便はあっという間に満席になってしまいます。欠航で翌日振替になると困る場合は他社便の予約を取るのが最優先。正規運賃高いですけどね、翌日振替便も欠航し二泊分のホテル代払う可能性考えれば安いかもしれません…。実際、羽田で会った女性は土曜日欠航(ホテル代自腹)→日曜日振替便欠航→最終便羽田0:30着→始発電車待ち(休憩室自腹)と散々な目に合っていました。
・最終便は可能な限りさける
午後には天候は回復していたのですが午前の混乱を持ち越して、スカイマーク最終便は一時間半遅れの22:30出発、羽田には0:30到着でした。そんな時間に羽田に着いても電車もバスも動いていないので近くのホテルを探したのですが満室ばかり。羽田のベンチシートで休んで始発を待つ人も結構いました。私はタクシーで国際線ターミナルへ移動し、ホテルの休憩室で3時間過ごしました。翌朝6:25の便で福岡に向かう予定だったので実家へタクシーで帰るより楽に過ごせてこの選択は正解でした。
・遅延情報が遅い
欠航は早々と決めるスカイマークなのですが、遅延情報はなかなかアナウンスしません。使用機の到着が遅れるのが確実で、職員の人もさらに遅れそうですと認めてるのですが公式アナウンスが出ない。私の便は結局90分遅延したのですが、公式には40分遅延としか表示されない。60分以上の遅延だと払い戻しの対象になるのでそれを避けてるのでしょうか…
・久しぶりのANA
復路は福岡―新千歳のANA直行便でした。この日も新千歳が大雪で欠航遅延が相次いでいました。新千歳がダメなら羽田か福岡に戻るという条件付きフライトでしたが、そこはANA、福岡に戻されても羽田に降りても最悪翌日には新千歳に行けるだろうと言う安心感がありました。福岡―新千歳のスカイマーク直行便が欠航する中、降雪の新千歳に定刻着。本当、ANAにしておいと良かったと心底思った瞬間でした。
・子育て的教訓
今回は一人だったので、どうなっても対処できたのですが、子連れだったら悲惨でした。こういう時は子どもも興奮するのか真夜中に出会った幼児二人はばっちり起きてました。スケジュールがどうなっても対処できる帰省ならスカイマークも良いですが、子連れ旅行はANAかJALにしようと思いました。スカイマークの広い座席は子連れには最高なので残念ですが冬に利用する勇気はもうない(と言っていたらスカイマークは経営破綻してエアバス330を手放してしまいました)。子どもが三歳を越えると国内線もひざの上の無料移動ができなくなるのでまた色々方法を考えないといけませんね。