昨年末に記事書いてから7か月もすぎてしまいました。Code for Sapporoで「さっぽろ保育園マップ」をリリースしてからと言うものの、最初はフライヤーを作ってみたり、知り合いのお店においてもらったり、HPで宣伝してみたり…そして、ちょっと知名度あがるかなとアプリコンテスト出してみたり。そうこうしているうちに取材対応とか、UDC2014で金賞頂いちゃったりとかして、恒常的に保育園マップぎょーむが発生するようになりました。札幌以外の地域でも保育園マップを作って下さる方がいて、連絡用にFBのグループ作ったり、顔合わせに行ったり。講演の依頼をもらったり。
保育園マップを作成している時には全く考えていなかったのですが、シビックテックの波にちょうど良く乗ったのかなと思っています。昨年、Code for Japan Summitへ行ったときは、つかまえて食べられるんじゃないかと不安で一杯だったのに、あっという間に日本の各地で活動しているシビックテックな皆さんと知り合いになれて驚いています。子どもとの時間は確保したい、でも、魅力的なお誘いは参加したいしと揺れることもありますが、子どもや家族の様子を見つつ、続けていけるペースを見つけたいと思います。
保育園マップにまつわることでこの7ヶ月で一番うれしかったのは、記事になったことでも受賞したことでもなくて、結婚以来ずっと単身で、子どもできてからは子連れで赴任して研究をしていた知人の就職がつくば市で決まり(晴れて家族三人で同居できるようになり!)、「つくば保育園マップ」を活用してくれたことです。赴任までって数週間しかないことが多いのですよね。引っ越し準備をして土地勘のない中で家を決め、保育所を申込み、仕事を片付けてと目まぐるしく動く中で保育園マップがあって助かったよと言ってくれて、すごく報われました。もちろん、多くのパパママに役立てばいいなと思っているわけだけど、自分を動かしているのはこういうすごく個人的なつながりなのですよね。
あとは、アーバンデータチャレンジで金賞頂いたときに、審査員の方が本当によく作品を見て下さって「アプリだけでなく自分たちですごくデータの整理作成も行っている」と講評してくれたのが嬉しかったです(まぁ、札幌市のデータがアレだから、そんなことが必要になってry…)。完成度ではもっと上の作品がいくつもあったと思うのですが、保育園マップの将来に賭けて金賞を贈ってくれるアーバンデータチャレンジすごいですね。
というわけで、この半年ほどで自分でも考えてみなかったことが色々起こって、ここはもう流れに身を任せるしかないなーと思ってやっております。なかなかブログ書く時間が取れなかったのですが、久しぶりに昔の記事を読み返したら、やっぱり書くべき時に書かないとその時の気持ちは変わっていってしまうと痛感して筆をとりました。自分はブログが一番好きだしね。というわけで、いつまで続くか分からないけど復活宣言でした。