Code for Japan Summit 2015 の三日目は
Mashup Awards Civic Tech部門の最終審査が議場@旧豊島区役所で行われました。
最終選考に残ったチームの中で特に印象に残った作品についてメモを…。
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RALLY札幌市内でも観光名所を巡ってスタンプを集めるとプレゼントがもらえるスタンプラリーを時々見かけます。子どもと一緒に動物園や展望台に行くことも多いのですが、スタンプの台紙はすぐなくしてしまうので不便だなと思っていました。このRALLYとスマホがあれば台紙がなくてもスタンプラリーができてとっても便利です。
例えば、動物園や植物園でお勧めコースを作ってラリーをしてもいいし、企業や研究所の一般公開なんかで使ってもいいかなと思います。最近はハッカソンやアイデアソンが増えてきていますが、アプリを考えるのはちょっとハードルが高いので「あなたの町でスタンプラリーをするならどんなコースを作りたいですか?」というアイデアソンも良いんじゃないかと思いました。商店街、パン屋さん、ケーキ屋さんスタンプラリーとか色々出来そうです。このアプリにはそういう沢山の可能性があるのがとても魅力的です。
Make Your RALLY!・
まったりセンサーCode for Nantoさんが制作協力しているまったりセンサー。ある場所の混雑具合をセンサーで感知してネット上に配信するサービスです。事例では駅の待合室や子育て支援センターの混雑具合を遠隔で知ることができるとアピールされていました。発表当日は議場にセンサーを設置して実際の反応を見ることができました。議員席みんなで立ち上がって「Code for」「JAPAN!」x4 と雄叫びをあげたのがCfJ Summitの私的クライマックスでした(
こちらの動画の1:39:10から始まります)。今回はWifiセンサーを議場に設置できなかったのが残念でした。来年のサミットでは各部屋にこっそりセンサーを設置しておいてどの会場が混んでいるか見比べるのも楽しいんじゃないかと思います。「こっそりセンサー」と名前を変えた方がよいかな…。センサーの感度アップを期待したいです。
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千葉市お祭りデータセンターCode for Chibaさんのイベントカレンダー。イベントカレンダーは色々あるのですが、デザインがとても優れていてトップページから「本日の祭り」「土日の祭り」にすぐアクセスできるようになっているのが便利です。Mashup Awards的にはお祭りに焦点を絞ってきたところがすごいなと思いました。やっぱりコンテストを勝ち抜くには活用事例をバシッと示すのが大切ですね。
徳島の阿波踊りのがガチっぷりや
会津のワンボタンのアイディアも大変興味深かったです。どのプレゼンも大変楽しくてあっという間の1時間半でした。CivicTech部門は「
千葉市お祭りデータセンター」が勝ち抜きMashup Awards全体の最終選考にすすみました。最終日選考会は明日11/18ですね。頑張ってください!!(来年は満を持して保育園マップもエントリーできるかな…出来たらいいな…)