Open Street Map (OSM) の講習会を開きました。OSM歴1週間が最もベテランというヒヨコたちの会でしたが、なんとか、道路や建物を入力できるようになりました。1時間ぐらいで終わるかなーと思っていましたが、完全に見積もり不足。3時間かかりました。
・OSMってなに?
・OSMが震災復興にどう役立つの?
・まずは、北海道大学周辺で地図書きの練習
・twitterでどこをやるか宣言する
・被災地の地図作製するときに、参照すべきサイトの説明
・被災地で実践
と言うようなメニューでしたが、いつも通り、ネットつながらなーい、HP表示されなーい、終いにはOSM編集できなーいと不具合続出。大学のフツーの部屋にそれぞれのノートPCを持ち込んで実習をすると色々問題が出てくるわけです。
で、今回、確認されたOSM特有の問題点は、「同じIPアドレスから一度にアクセスすると切られる」ことです。始める前から懸念されていたものの、「9人だし、ま、大丈夫でしょ」と甘く見ていました。大学の情報センターに登録されているPCであれば、グローバルIPが割り振られるので問題はないのですが、今回は他学部、社会人の方も含まれていたので無線ルータからプライベートIPを割り振る形にしていました。最初はみんな地図書きができていたのですが、30分ほど経過すると、グローバルIPなら編集が可能、プライベートIPだと不可という状況でした。家庭などでは普通グローバルIPは1つでしょうから、みんなで集まってちょっとOSM勉強しようよーと言うときにPC何台までOKかというのはちょっと知りたい情報です。
今回使用したパワーポイントは
ここにあります。ご自由にご利用下さい。再配布などもご自由ですが、まだヴァージョン0状態なので、加筆修正して、OSM初心者が分かりやすい資料にしたいと思っています。今、
このパワーポイントを読んで地図書きできる人はすごいです。講習会もまた開きたいのですが、IP問題を解決できる会場探しが一番のネックですね。