お昼ご飯はお久しぶりの駿。四月から平岸@札幌市の研究所で働く(GISの研究補助業務)ことになったので、平日に駿のランチを楽しめるのもあと少し。何年も居座った研究室の片付けは想像よりも大変。本と紙束に埋れています。
原発の話、してもしなくても虚しさが漂うけど、今日は思った事を書いてみる。
原発事故の政府や東電の稚拙な対応と消防庁の迅速な対応を見ていて、緊急時だろうがなんだろうが、普段やっている以上のことは出来ないんだと痛感する。考えてみれば当たり前のことだけど、とても重いこと。今まで準備していなかったのだから、こんな事態であっても失敗を繰り返し、批判されて、修正して、という気の遠くなるプロセスを踏まなければならないんだろう。
いつも考えていないと本当に大切なときに動くなんて出来ないんだな。
避難するかしないかを自分で判断するか、政府に従うか、これもその人の生き方が決めるんだと思う。毎日毎日、自分で考えることを要求される生活をしていると、"政府の判断"は当然ながら判断材料の1つでしかない。原発からの距離、地形、仕事、家族、色々な条件から判断するのが当たり前と思ってしまう。でも、そうじゃない人も沢山いる。
データもないのに安全ですと言う研究者。せめて、判断するにはこういうデータが必要だとアピールできないのかと思うけど、政府やテレビ局に期待される事を言うのにもう慣れてしまったんだろう。二週間も経ってプルトニウムのデータが出てくるなんて、そっちの方がよっぽど怖い。
東北のサクラが咲くころには冷却装置が動いていて欲しいと思うけど、叶うだろうか。今日はまた歯医者。小さな虫歯を治すつもりだったけど、また詰め物が外れてしまった。