第54回生態学会@松山から無事戻ってきました。23日に帰札しましたが週末はなんだか学会延長春休みモードでのんびりしてしまいました。ポスター作成のために協力して下さった皆様どうもありがとうございました。色々な人とお酒飲むたびに、もしポスター持ってこられなかったらこんなに楽しめなかったんだろうなぁと思い、助けて下さった皆様に感謝していました。感謝しすぎて、自分の発表は二日酔いでした(ホタルイカの沖漬けが美味しすぎたー)。海の幸に恵まれるというのは本当に幸せなことです。
発表はぜひコメントを頂きたいと思っていた人が来て下さったり、同じように解析方法に悩む大学院生と励まし合ったり(?)出来てとても有意義でした。修士の時に知り合った方も私の名前を見つけてポスターを見に来て下さいました!やっぱり発表できて良かったよ…。進行中の研究なだけに、参考となる意見をそのまま研究に反映できるので、前向きにがんばりたいと思います。おそらく、一番の収穫は、まぁ、あんまりひどい研究ではないんだなと自分で思えたことだと思います。研究室に閉じこもっていると悪いところばかり見てしまって良くないですね。
今回は宮地賞の佐竹さんの講演が一番印象的でした。数理生態学の発表聞くのが好きというのもありますが、発表者の気合いがとても気持ちよく伝わってきて、発表とはこうありたいと思う講演でした。今年は学会会場に近いホテルに泊まったということもあり、朝から真面目に学会に参加していたのですが、佐竹さんの発表の他にこの研究おもしろーいと激しく感動するものには出会えませんでした。口頭発表が少なかったことと、自由集会、シンポジウムの位置付けがあいまいで自分の聞きたいものと発表が微妙にずれていたからかなぁと思います。どうも、ポスター発表はポスターだけ見ても簡潔すぎて分からないし、発表者に説明してもらうと早すぎてついてけません。生態学会のポスター発表は見た目の分かりやすさが重要視されるようですが、ポスターを読むかどうかはプログラムを見てタイトルで判断するし、面白ければ30分かけてだって理解したいので、生態学会の雰囲気(発表者一人一人が自分のポスターの前で小さな講演を行っているような感じ)は苦手です。自分では解析方法や背景もきちんと説明しつつ分かりやすいポスターを作るようにしようと思いました。
松山来たし、と言うわけで、合間を縫って道後温泉と松山城には行きました。道後温泉は高校生の時に来て以来10数年ぶり。400円で入れる一番安い温泉は銭湯みたいな感じです。2階の高い方の温泉に入った友達曰く「お金払う価値がある」そうです。観光で行くなら2階に入る方が印象に残るかもしれません。松山城(↓)は時間がなかったので天守閣には入りませんでしたが、お山を散策するのもなかなか楽しかったです。
帰りの飛行機は天候が良く、関空上空を経て仁徳天皇陵が見えたり、富山湾が見えたり、日本アルプスが見えたりとかなり楽しい遊覧飛行でした。ダム湖があるとどうも写真を撮ってしまったり(↓)。でもダムの名称は分かりません。誰かご存知でしたら教えて下さーい。(追記:
御母衣ダムでは?とご連絡頂きました。総貯水量日本一で桜移植プロジェクトが有名なダムでした。)